こんにちは~♪ ドイツのデュッセルドルフでパン教室を開いています。パン好き、粉好きのmilkiekoと申します。ドイツの暮らしや食材、日ごろ感じる小さな私の想いをご紹介しています。


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36.バターシュガーパン

パン作りのノウハウなど何もわからずに、ただ夢中になってパン作りを始めた最初の頃は、形の不恰好なメロンパンやかたくなったあんぱん、ひび割れたカレーパンでも、一口食べたら「おいしい! また作ってね」と励ましてくれたかわいい息子たち(笑)でしたが、今では「またこれ~」「もうこの味、あきた~」「何、これ~」などと不平、不満を堂々と言う毎日。時々、お教室で「お子さんたちはお母さんのおいしい手作りパンやお菓子を食べられて幸せですね」と言われることがありますが、子供たちにとっては実は迷惑? どうやらあまりありがたいとは思っていないようです。これも日々、試作品を半強制的に食べさせ続けられた結果なのでしょうか。手作りも度が過ぎるとあまり喜ばれなくなるようですから、どうぞご注意くださいませ(笑)。
さてそんな中、最近、息子たちの間で久しぶりにヒットしたパンが「バターシュガーパン」です。小さめに分割したパン生地を、バターとブラウンシュガーを合わせて溶かしたキャラメル状のシロップにたっぷりとつけて、型にポコポコと並べて焼きました。これを割くようにちぎってお口に入れると、プツプツとパンの周りについているバター風味の甘いシロップが、心地よい優しい甘さで、あら、おいしい♪ それにシロップ効果のおかげでパンがとってもやわらかいのです。
本来は生地を30個くらいに小さく分割して一つずつシロップにつけ、型に重ねて入れて焼くのですが、その出来上がりが、おサルさんの好物である木の実に似ていることから「モンキーブレッド」と名づけられています。でも横着ものの私は、生地を小さく分割して一つひとつ丸めるのが面倒だったので(汗)、いつもより生地を小分けにして18cmのエンゼル型に並べて入れて焼く、といった手抜きをしました。それでも息子たちの「うん、おいしい」という素直な感想を聞いて大満足の仕上がりです。やはり喜んで食べてもらえることが、手作りの醍醐味ですからね~。
でも根気のある方はがんばって生地を小さく小分けすることをオススメします。このパンは生地の表面積にできるだけたくさんのシロップがついていたほうが断然、おいしいのです! ちなみに原型のモンキーブレッドのほうは、生地を型に入れる際に、ところどころにレーズンを散らしてありました。
そして型に入れて焼く時は、二次発酵をいつもより長めにして、型の中でしっかりと膨らませてあげてください。またまた失敗談で恐縮ですが、以前、時間がなかったために、きちんと二次発酵をしないまま焼いたことがありまして…、見た目はいつもと変わりのない出来栄えだったのですが、食べたら食感がとってもかたかった、という残念な失敗をしたことがあるのです。
と言うわけで、バターとブラウンシュガーの組み合わせ。たったこれだけでクセになる優しいおいしさは一押しです。
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by milkieko2 | 2006-05-04 00:15 | 36.バターシュガーパン