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こんにちは~♪ ドイツのデュッセルドルフでパン教室を開いています。パン好き、粉好きのmilkiekoと申します。ドイツの暮らしや食材、日ごろ感じる小さな私の想いをご紹介しています。


by milkieko2

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52.あんみつが食べたい。

この夏の終わりに、お茶に誘われて友人の家を訪ねた時、私の前に登場したのは、なんと感激のお手製・あ・ん・み・つ。 それは何年ぶりの再会だったことでしょう。
あっ、友人のことではなく、あんみつとのご対面のことなんですが…(笑)。おそらくドイツへ来てからは一度も食べていなかったと思うのです。だってあんみつの存在自体さえ、私の頭の中からまるっきり消え去ってしまっていたのですから…。そんなわけで、とにかくとってもなつかしい…。

しかもごちそうになったあんみつは、シンプル味と抹茶味の二種類の寒天に、手作りあんこと白玉。その上にグラニュー糖を煮詰めて作った白みつがたっぷりとかかっていて、あ~、本当においしかったぁ~。さっぱりした寒天に甘過ぎないあんことトロリとした白みつがからまって、まるでお口の中で弾けてゆくようです。そうそう。あんみつってこんなふうに幸せな味でしたね~♪

思い起こすと、和菓子系が大好きだった私は、学生時代にもそんなお仲間達とよく甘味屋さんへと出かけたものでした。私にとってあんみつへのこだわりは、アイスクリームがのっているクリームあんみつは邪道なもの。蜜は黒みつ。あんこはこしあん。紅白の求肥が入っていたらなおよし。そしてみつは別の器に入っていて、食べる直前にかけて頂く…。

でも当時はあんみつを手作りして食べる…などという発想はまるっきりありませんでしたし、お店で食べるあんみつは、私にとっては高価なものでしたから、それはちょっとした贅沢なひと時でもありました。それが?十年も経った現在、友人のあんみつを見て、今なら私も各パーツをどれも手作りできる。そして心ゆくまで食べられる。そう確信したのです(笑)。

しかし、日本の食材店で買う黒砂糖はちょっとお高いし、気軽に黒砂糖が手に入らないのが悩みの種でした。グラニュー糖やはちみつを煮詰めて作るみつも、それはそれなりに確かにおいしいとは思うのですが、やはり黒みつに愛着のある私としては、ここはぜひ黒砂糖のコクと風味を味わいたい…と嘆いていたある日のこと。これまた中華食材店でタイ製の黒砂糖、それもお手軽な粉末タイプが売られていることを知り、この度、めでたく手に入れることができたのです! しかも1.60ユーロ(約240円)と超格安。パッケージのタイ語はまるっきり理解できませんが、確かに中味は間違いなく黒砂糖です。シアワセ~♪

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e0073947_456175.jpgそこでこだわりのあんみつ作りですが、寒天はドイツのAgarAgar1袋を200ccのお水に入れて1、2分ほど沸騰させてから冷蔵庫で冷やします。白玉はやはりタイ製のもち粉とお水を混ぜて捏ね、耳たぶのかたさにまとめたら、熱湯にくぐらせて冷水にとります。半分は抹茶を加えて緑色の白玉にしました。あんこはもちろんBIOのAzukiの手作りあんこ。それに黒砂糖にお水を少量加えて煮詰めた黒みつを添えて、みかんの缶詰があれば彩りに2、3個入れましょう。これで完璧です!

おまけにずっと作ってみたかった黒糖パンにも挑戦しました。こちらは生地の中にも黒砂糖が入っていますが、これだけではほんのりとした甘さ控えめなお味なので、オーブンで焼く直前に生地の上面にもたっぶりと黒砂糖をふりかけて、リッチな気分で黒砂糖を豊富に使いました。そう。この上の部分に心地よい甘さを感じて、とってもおいしいのですよ。お教室のプログラムにも早速、「黒糖プチパン」のメニューを加えたところ、関心のある方が多く、黒砂糖の人気の高さが伺えます。

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ちなみにこの黒砂糖は、ミネラルがたっぷり含まれているうえ、白砂糖に比べると血糖値が急上昇することなくブドウ糖を補給できるので、疲労回復にも効果があり、総合栄養剤としてもどんどん取り入れたい健康食品なんですね。沖縄県の人たちが長寿として有名なのは、黒砂糖を日常的に取り入れているから、と言われているほどです。

それに何と言っても黒砂糖のコクのある風味がたまりません。
今回、あんみつとの思いがけない出会いから、ドイツでも黒砂糖を身近に使えるようなり本当に大満足です。次はなつかしくて素朴な味の黒糖蒸しパンでも作ってみようかなぁ~♪

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  みつは食べる直前にかける…この瞬間がわくわくします。
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by milkieko2 | 2006-10-08 05:06 | 52.あんみつが食べたい。