こんにちは~♪ ドイツのデュッセルドルフでパン教室を開いています。パン好き、粉好きのmilkiekoと申します。ドイツの暮らしや食材、日ごろ感じる小さな私の想いをご紹介しています。


by milkieko2

カテゴリ:58.年頭所感・2007年( 1 )

58.年頭所感

12月に日本へ一時帰国をした際、とあるパン教室に一日だけ体験入学をさせて頂きました。今さら体験入学?なんて、ちょっとお恥ずかしい話なんですが、実は私自身が一度もパンを作るお教室というものに通った経験がなかったものですから、ぜひ一度、受講する側として参加してみたかったからなんです。

当日は生地の手捏ねから始まり、約2時間の間にアーモンドをのせたコーヒー味のパンを友人と二人で焼き上げました。材料や分量、レシピ、先生の的確な説明、発酵器やオーブンなどの機材、お教室の明るい雰囲気等、どれも本当に参考になることばかり…。質問のし過ぎで講師の方には印象を悪くしたかな(汗)と反省はありますが、できあがったパンはおいしくって、手作りパンの醍醐味をいつもとは違った側面から眺めることができたのです。

そして一つ確信できたことは、パンが焼き上がるまでの工程には色々なやり方があって然り・・・。どのように途中経過を辿ろうとも、最終目的はただ一つ、愛情たっぷりのおいしいパンを焼き上げること。その目標さえ見失わなければ、説明に難しい言葉なんて実は必要ないのかも知れない・・・ということでした。

また日本に滞在期間中は、単身、日本で高校生活を送る二男のお弁当にと、毎日、塩おにぎりを握りました。塩味の利いた具のないおにぎりをご飯党の彼が所望したからです。日ごろ、距離のある生活をしていることもあり、おにぎりを握りながら色々なことを考え、彼のために祈りました。そしてこんなふうに自己満足ながらおにぎりに愛情を注ぐこと・・・これがまさに「手塩にかける」ということ? ひとりよがりながらその意味に気がついて、思わず日本語のもつ奥深さに妙に感じ入ってしまったのです(笑)。

そして「手塩にかける」ということはパン作りも同様で、「おいしいパンができますように・・・」とオーブンの中に生地を入れた時に願う気持ちが、食べてもらう人たちに「あら、おいしい♪」と自然に伝わっていくものなのかも知れません。

さぁ、今年も愛情スパイス入りのおいしいパンを作りましょう♪
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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毎年、伯母が干支にちなんで和小物を作ってくれます。2007年は我が家の年賀状になりました。
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by milkieko2 | 2007-01-04 03:18 | 58.年頭所感・2007年