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こんにちは~♪ ドイツのデュッセルドルフでパン教室を開いています。パン好き、粉好きのmilkiekoと申します。ドイツの暮らしや食材、日ごろ感じる小さな私の想いをご紹介しています。


by milkieko2

カテゴリ:68.朝ごはん②プンパーニッケル( 1 )

忙しい朝に私がよく食べるパンが、これ。

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Pumpernickel(プンバーニッケル)のサンドイッチです。
いわゆるドイツの黒パンと呼ばれているものですが、通常のパンの形状とはかなり異なり、かたくてずっしりと重たいのが特徴です。しかもほのかに香る酸味と独特の匂いは、最初、抵抗を感じる方が多いかも知れませんが、実は噛めば噛むほどお口の中で甘さが広がる不思議なパンでもあるんです。

このパンは私の住むデュッセルドルフ市と同じノルドラインベストファーレン州の北部に伝わる伝統的な黒パンです。かなり粗挽きのままのライ麦粉を使って、サワー種という独特の発酵種と一緒に湯せんにかけながら長時間かけて蒸し焼きにするのですが、最低でも3時間、長いと20時間以上かけるというのですから、本当にじっくりと気長に焼くんですね~。さずがに挑戦してみたくても家庭用のオーブンでは作れそうにありません(笑)。

そしてたいていはすでに5~7㎜くらいに薄くスライスされた四角形のものがパックに包まれてパン屋さんやスーパーなどで売られていますが、私のお気に入りは、BIOのお店で売っている缶入りのプンパーニッケル・丸型です。こちらは粗挽きのライ麦粉と水、塩だけで作られているので、ライ麦の持つ自然な甘みを心ゆくまで堪能することができるんですよ。

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   お値段は2.79ユーロ(約430円)。1缶に15,6枚は入っています。

また長期保存が可能なこのパンは、缶を開封しなければ二年間、開封してからも涼しい場所へ保存しておけば二週間くらいは日持ちがするので、私にとっては欠かせない常備パンの一つなんです。

そしてパンが重たい分、食べた後には白パンでは感じることができないほどの満腹感があり、腹持ちがとっても良いんですよ~。それにライ麦は整腸作用を活発にするので、お便秘にも良いと言われています。そんな理由から日本でも健康やダイエット食品として、缶入りのものがずいぶん流通されているようでびっくりしました。

さてプンパーニッケルは単独で食べる、というよりは、食感のしっとり感を生かして、スライスチーズやスモークサーモンをのせたオーブンサンドにしたり、クリームチーズやペーストをぬってオードブルのカナッペ風にするのがおいしい食べ方。そこでぜひ一度、チーズなどをのせてよ~く噛んで召し上がってみてください。きっとお口の中に残るほんのりした甘さが、忘れられい味となって心に残るに違いありません。

他にもRoggenbrotやVollkornbrotという名前で同じような形をしたものがPumpernickelとともに売られていますが、他のものはもっとクセが強いのと、噛んでも不思議な甘さがちっとも感じられませんので、私のオススメは断然、Pumpernickelです! ドイツの思い出に一度ぜひ味わってみてくださいね。  
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by milkieko2 | 2007-03-26 20:09 | 68.朝ごはん②プンパーニッケル