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こんにちは~♪ ドイツのデュッセルドルフでパン教室を開いています。パン好き、粉好きのmilkiekoと申します。ドイツの暮らしや食材、日ごろ感じる小さな私の想いをご紹介しています。


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カテゴリ:87.シナモンシュガーパン( 1 )

87.シナモンシュガーパン

もうすでに何度もこのブログ内で「シナモンが苦手」と豪語している私。でももちろんこのシナモンがだ~い好きと言う方も世の中にはたくさんいるわけで、私も嫌いとばかりは言っておられません! お教室のメニューにもしっかりとシナモンシュガーパンを用意しております(笑)。

では早速、こちらのシナモンシュガーパンの作り方ですが、一次発酵を終えた生地を四角く広げ、そこへシナモンパウダーとブラウンシュガーそしてグラニュー糖を混ぜて作ったシナモンシュガーをふりかけて、ロールケーキのように生地を巻き、とじ目をしっかりととじてから、1.5cm幅くらいに切り分けて、切り口を上面に天板に並べていきます。このパンは生地が薄くお砂糖効果もあって焦げ目がつきやすいので、焼成時間はいつもより短めに…。そして焼きあがり後に上面に粉砂糖をお水で溶いて作ったアイシングで線を描き完成です♪

そう。パンが焼きあがる頃には、オーブンからシナモンの香りがふわっ~とキッチン中に広がって、これが当初は少し苦手でもありましたが、最近はかなり心地よく感じるようになってきました。それでも自分で作るときはどうしてもシナモンシュガーの量を遠慮がち…。そのせいかお教室でリクエストされたシナモン好きな方たちが、生地にふりかけるシナモンシュガーの量を見て、「えっ~、だいじょうぶ~?」と思わず心配し、ついつい声や手が出てしまいます。が、それでもまだお味が足りない様子…。「家で作るときはこの三倍量でもOKです!」という卒倒しそうなコメントを聞いたり、「パンを口にしたときのあのシナモンのジョリジョリ感が心地よい」という私には想像を超えた驚きや新たな発見に出会い、このフィリングでは生地を切り分けて天板に並べたときに、大量にふりかけたシナモンシュガーが生地の間からこぼれ落ちてしまう…その姿が大いに気になりだしたのです。

そこで先日、このフィリングがしっかりと生地に張りつくように、バターを加えたシナモンシュガーバターを試作してみました。どうやら出来あがりにはそれほど変化がないようですが、こちらはかなり濃厚なシナモンの味と香りが楽しめるみたいです。あっ、みたい…と言うのは、私自身に勇気がなくって残念ながら試食ができないのでごめんなさい! これはお教室の方に食べて頂いて、シナモン好きな方にはフィリングにシナモンシュガーバター、シナモンがちょっと苦手な方には従来のシナモンシュガーがオススメ、という意見を頂きました。どうやら前者のシナモンシュガーバターはカロリーこそ増えてしまうものの、バターがしっかりとシナモンを捕まえて放さないようです。

それでもドイツに来たばかりの頃の私は、クリスマスのお菓子が店頭に並び始めると、もうそのシナモンの匂いだけで、息が苦しくなるほどでしたが、今ではかなり違和感なく、それが良い芳香にさえ感じるほどに変わってきています。なのでお教室でシナモンロールパンを作っても、なんだかとっても爽やかな気分ですよ。そのうちにこのシナモンロールパンも何気に口する日が来るかも知れないなぁ…(汗)。

そんなふうに私に嫌われてしまったシナモンちゃん。実は世界最古のスパイスと言われていて、紀元前4000年ごろにはエジプトのミイラの防腐剤として使われていたのだそうです。そして効能もすごい! 鎮静作用、強壮効果、食欲の増進、殺菌作用、防虫効果、解熱作用、風邪症状の緩和、消化器官機能の活性化などなど。またお砂糖との相性がよいので、パンやアップルパイ、フレンチトースト、クッキーと言った洋菓子によく合い、カプチーノや紅茶などの飲み物やカレー、肉料理にも活用されていて、本当に用途の幅広い香辛料といえますね。それでも体のためには過剰摂取には注意が必要なのだそうですから、何ごとも、“過ぎたるは、なお及ばざるがごとし”と言えるのでしょうか(笑)。

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by milkieko2 | 2008-02-11 09:30 | 87.シナモンシュガーパン