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こんにちは~♪ ドイツのデュッセルドルフでパン教室を開いています。パン好き、粉好きのmilkiekoと申します。ドイツの暮らしや食材、日ごろ感じる小さな私の想いをご紹介しています。


by milkieko2

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79.Mirabelle(ミラベル)

かわいい名前でしょう。ミラベルって。これ、すものの一種なんですね。黄緑色に近い黄色の直系2cmくらいの丸い形をしていて、アプリコットよりも小ぶり。食べるとコロンと種が外れて、甘酸っぱい香りがお口の中に広がるクセになるお味なんです。

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最初の出会いはミラベルのジャムでした。フランスのお土産に友人から頂いたものだったのですが、彼女の旦那様がアルザスに近い生まれのフランス人で、「ドイツに売っていないけど、とにかくおいしい」といつも里帰りをするたびに大量に買ってくるミラベルのジャムをおすそ分けに頂いたものでした。その時も、オレンジ色が鮮やかなフルーティなジャムに感動し、中味がなくなった後もビンのパッケージだけを後生大事に仕舞いこんでいたのです。

それが昨年、毎週末に買い物に行く青空市場の店頭で、この時期に、フレッシュなミラベルを見たときはとにかく感動~! かわいい実がたくさん並んだミラベルの上に、「Mirabelle」って書いてあるのに「これ、ミラベル?」と何度も訊ねてしまったくらいです(笑)。そしてその時に、お店の人が試食に一粒、食べさせてくれたのですが、その爽やかな甘酸っぱさはあこがれの人にやっと出会えたような大きな感動を私に与えてくれたのでした。

このミラベルはフランス・アルザス地方の特産物で、この地方が世界の生産量の約7割をしめているとか…。しかも収穫時期が毎年、8月から9月初旬の4週間程度と短く、生食として楽しめる期間は本当に限られています。なので生食以外にタルトやコンポート、ジャムはもちろんリキュール等の素材として使われ、一年を通して人々に親しまれているフルーツなんですね。

そこで今年もやはりミラベルを買ってジャムを作りました。いつもはケーキに使う余ったいちごやちょっと元気のなくなったりんごなどを使ってジャム作りをする私ですが、やはりアルザス地方で世界的に人気のあるフェルベールさんのジャム作りの本を読んで、「今、目の前にある旬のものを厳選してジャムにする」というこだわりを知り、ミラベルのジャムは一年に一度の私にとって贅沢なジャム作りとなっています。

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このジャム、お教室でスコーンと一緒にお出ししたり、知人に分けたりしましたが、なかなか好評のようです♪

そしてミラベルの名前の由来は、ラテン語で「Mira(looks)・belle(beautiful)」=“目に美しい”。 もし通りすがりの八百屋さんの前でミラベルを見かけたら、ぜひ足を止めて、このかわいい姿をじっくりとご覧くださいね。


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by milkieko2 | 2007-08-31 07:24 | 79.Mirabelle(ミラベル)
今、私が一番関心のある場所は…?と聞かれたら、答えは北欧です。
もちろん私の目的はパン屋さん巡りなのですが(笑)、それは北へ行くほど良質なライ麦が採れる…と言われているから。ドイツのライ麦パンももちろんおいしくって大好きですが、いつかさらに北へ向かって、おいしいライ麦パンを求めて北欧を旅する…なんていうのもちょっと素敵でしょう?

でも実は少しだけ、ここにいながら北欧気分を味わうことができるんですよ。それは以前にも一度、IKEAのスウェーデンブロートをご紹介いたしましたが、ここの食材売り場にはまだまだたくさんの商品が並んでいて、プチ・スウェーデン体験が気軽に楽しめます。そこでパンにスポットを当てたオススメ商品を三品、ご紹介することにいたしましょう。


e0073947_06416.jpgまずは「コケモモ入りライ麦パンの粉(ドライイースト付き)」。

乾燥コケモモが入った粗挽きのライ麦粉に別添のドライイーストを加えて、ぬるま湯を注ぎ、捏ねます。後は通常のパン作りの工程を行うだけ。コケモモの量は決して多くありませんが、パンを一口かじると、忘れた頃にコケモモの甘酸っぱさがお口の中で広がる感じがオツなところ。トーストして食べると、もちもち感が倍増してさらにおいしく頂けました。

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次は「クロッケンブロートまたはクネッケブロート」と呼ばれる北欧の乾パンです。
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こちらは直径40cmの大きなクラッカー。ライ麦とイーストと水だけで焼き上げた素朴なお味は後をひくおいしさです。余計な添加物が一切、入っていないのもうれしいわぁ~♪ なので本来はチーズなどの具をのせて朝食パンとして食べるのですが、私は小腹がすいた時に、何もつけずによくかじってます(笑)。小さいお子さんには栄養価もあって安心して与えることのできるおやつになるのでは…? 

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そして中央に穴の空いた形が特徴の北欧のパンは、どうして穴が開いているのかというと、キッチンの壁に紐を通して、このパンを干してネズミ避けにした…という謂れがあるからなんです。

ただしこちらの円形はかなり大きいので、常備するならカットサイズの下の写真のものがお手頃です。

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e0073947_0111223.jpgそして最後にこれはすごい!と一人で感動してしまった「シェイクしてから焼くだけのプンパーニッケル風ライ麦パン

牛乳パックの形をした入れ物を振るとシャカシャカと粒同士がぶつかり合う音がします。このパックの上面を開けて、40度のお湯を注ぎ、手早くシェイク! あっという間に重くなるので、とにかく渾身の力でパックを振ることがポイント(笑)。それを油をぬったパウンド型に流し、表面を平らにして200度のオーブンの下段で約1時間ほど焼くと、ずっしり重たいライ麦パンができあがるんです。粗挽きの麦や胡麻がたっぷり入っていて、ライ麦パン特有の酸っぱさをあまり感じませんので、比較的食べやすいプンパーニッケル風に仕上がります。通常、プンパーニッケルの焼き時間は、最低3時間、長いと12時間も焼く、と言うのが普通ですが、これは即席で作れる唯一のプンパーニッケル、と呼べるかも知れません。そしてお召し上がり頂くときは、やはり薄く切ったほうが食べやすいようです。

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その他にもクッキーやチップス類、ペーストや冷凍の小海老など、まだまだおいしいものがたくさんあって、どれもお手軽なお値段で購入可能です。もちろん家具や雑貨も安くてかわいいものが多いIKEAですが、食品コーナーも見落とすなかれ…。一度、お試しくださいね。
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by milkieko2 | 2007-08-08 00:40 | 78.ドイツで気分はスウェーデン