こんにちは~♪ ドイツのデュッセルドルフでパン教室を開いています。パン好き、粉好きのmilkiekoと申します。ドイツの暮らしや食材、日ごろ感じる小さな私の想いをご紹介しています。


by milkieko2

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今年もドイツの祭日を利用して、行ってきましたお隣りの国はアムステルダム。さすが観光の街ですよ~。デュッセルドルフから乗り込む人をはじめ、フランクフルトから出発したアムステルダム行きのICEはこの日も観光客でいっぱいです! もちろん、私の旅の目的はパン屋さんのリサーチですが、今回も昨年同様、アムス在住のRさんにお付き合いして頂いて、パン屋さんを3軒とお菓子屋さんを2軒周り、最後にはスーパーのパンコーナーもチェックするという充実ぶり(笑)。しかもこの間に、お互いの近況報告など、一年ぶりのおしゃべりにもしっかりと花が咲いて、本当に思い出いっぱいの楽しい一日となりました♪

では早速、一軒目に入って、ランチをしたパン屋さんはこちら。
VLAAMSCH  BROODHUYS」(Haarlemmerstraat 108、Amsterdam) アムステルダムを中心に幅広く店舗展開をしているお店です。以前、オランダ・ユトレヒトへ行った時に、お店の前を通り過ぎ、一度、じっくりと店内を観察してみたい、と思っていたパン屋さんでした。なので今回はこちらのカフェでランチも頂きました。私は全粒粉のパンにトマトとモッツァレラチーズがのったイタリアン風のメニューをチョイス。かたくなりがちな田舎パンもオリーブ油をたっぷりとぬってオーブンサンドにすれば、いつまでもやわらかく食べられるんですね。それに取っ手のついていないコーヒーカップは、カフェオレボールよりも飲みやすく、こんなふうに形にとらわれない白い食器類たちがとってもおしゃれに感じました。
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次のお店は「GEBR.NIEMEIJER」(Nieuwendijk35、Amsterdam)です。中央駅寄りのやはりイートインできるパン屋さん。最初に目についたのが、フランスのお菓子・カヌレやフィナンシェ。そしてブリオッシュの横に並んでいるのは素朴なスコーンたち。デュッセルドルフではスコーンが店頭に並ぶ光景を見たことがありませんから、これだけでもなんだかとっても新鮮です。それにこちらで購入したいちじくとくるみのプチパンはとってもおいしかった~♪ 甘い乾燥いちじくが比較的、ゴロゴロと入り、それに比べてくるみの量は控えめ。それでもどちらもちゃんと主張を忘れずにバランスがほどよくとれています。
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三軒目は街の中心を離れて、今年、オーブンしたばかりの「LE FOURNIL」(Olympiaplein119、1077 CW Amsterdam)。前述のパン屋さんと同様、フランスのパン屋とうたっている店内は、お昼をとっくに過ぎた時間なのに、注文のために並ぶ人たちでいっぱいです! 雑誌に取り上げられたこともあるそうで、地元の人たちにも人気のようですね。そしてここでは帰りの列車の中で食べようと、ケシの実付バゲットのサンドイッチとクロワッサン、店内に最後の1本として残っていたプレーンのバケットを購入。ついでにガラス窓の向こうでクロワッサン生地を機械に通していたパン職人さんの写真もパチリ。実はこの最後のバケットが大当たりでおいしく頂きました! 気泡をたくさん含み、かた過ぎずやわらか過ぎず…優しいお味のバケットのおかげで、家に帰って来てからもしばらくの間はアムスの余韻を楽しむことができましたもの~♪
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そこから比較的、近い場所にあるのが「Huize van Wely 」(Beethovenstraat72、1077 JM Amsterdam)という1922年創業のチョコレート菓子専門店です。高級感あふれる店内は王室御用達の老舗にふさわしく上品なチョコレートやケーキなどが並んでいました。実はここでのお買い物の目的は、昨年、頂いたマカロンだったのですが、この日はあいにく置いていないとのこと。う~ん、残念(泣)。フランスよりもベルギーよりもスイスよりも我が家では大好評のオランダマカロンだったのですが、ここは気を取り直してこの想いを来年につなぐことにいたしましょう~。
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そして最後にケーキとおいしいコーヒーを頂いたお店は「Patisserie Pompadour」(Huidenstraat12、Amsterdam)です。私は抹茶ムース仕立てのヒンベリーのケーキを食べました。おしゃれなマダムの上品な雰囲気のお店は、お茶の間もチョコレートを買い求めてやってくる人が途絶えることはありませんでした。
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ちょっとおまけ。こちらはオランダ名物・ハーリング(Haring)です。にしんの酢漬けという印象が強く、「実はまだ食べたことがないの」と言うと、「それはいかん」ということで、Rさんに勧められてパクリ。あらら、思った以上にあっさりしていて、まったりとおいしいこと♪ これなら夕食のお刺身代わりになる、という彼女のお話に大きく頷けます(笑)。
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さて総評です。
オランダというと、フランスがクロワッサン、バケット、イタリアがフォカッチャやチャバッタ、ドイツがライ麦パン、プレッツェルというように「この国を代表するパンはこれだぁ!」というものに出会うことはありません。でもすべてがバランスよく好まれている。そんな印象をもちます。そして何よりも光るのはディスプレイの良さ! パン屋さんの場合はその小道具が、商品のパンそのものになるわけですが、懲りすぎずさり気なく、でもおしゃれに並んでいる。ただそれだけでこんなにも人をわくわくさせてしまうのだから、オランダマジックはすごい。これが運河に囲まれた古都の持つ媚薬でしょうか? アムステルダムの街は本当に魅力的で不思議に満ち溢れています。

そしてそんな街を最大限、楽しむことができるのも、大切な一日をパン屋さん巡りにお付き合いして頂いたRさんのおかげ。「今度はあっち、次はこっち」と効率よく市電を使っての道案内、それに帰りのICEが発車するまでホームで温かく見守ってくださる…そんな優しさにも心から感謝です。本当にありがとう~♪


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アムスの道路の歩き方。それは自転車道の左右をしっかり確認してから通ること。ボッ~としながら専用道路に一歩、足を踏み入れたなら、猛スピードでやってくる自転車とニアミスしてヒヤリ(汗)。そんな道路の歩き方にやっと体が慣れた頃、アムスの街を後にしました。
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by milkieko2 | 2008-10-13 00:10 | 95.アムステルダムのパン屋・2