こんにちは~♪ ドイツのデュッセルドルフでパン教室を開いています。パン好き、粉好きのmilkiekoと申します。ドイツの暮らしや食材、日ごろ感じる小さな私の想いをご紹介しています。


by milkieko2

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               この器械、何に使うものだと思いますか~?
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実は我が家のキッチングッズには「何、これ~!」と家族から非難される余計な物が数多く存在するのですが、これも立派なその中のひとつ(笑)。何でも電化製品にしちゃうドイツならではの発想でしょうか。なんと果物や野菜を乾燥させてドライにする器械なんです。

そもそもこのマシーンが欲しいと思ったきっかけは、お庭のハーブを乾燥させて保存したかったから…。ミント、タイム、セージ、オレガノ、ローズマリーなど、あまり手をかけていないにもかかわらず、毎年、春になると新芽を出してすくすくと育ってくれる我が家のハーブたち。たいていはフレッシュな葉を摘んで、そのまま朝の野菜ジュースに入れたり、お湯を注いでハーブティーにしたりするのですが、ハーブは花をつけ始めると、味と香りが落ちてしまうので、葉がすくすくと成長するこの時期は、花がつかない前に…と、なるべくコマめに摘んで消費するように心がけてはいるものの、どうしても追いつかなくなるんです。そこでなんとか大量に使う方法はないものか…といつも考えていたのでした。

そしてこの器械の登場です! まずはオレガノを大量に摘んで、さっと洗ったあとによく水気をふいて、葉が重ならないように並べてスイッチON! するとブオッ~というものすごい轟音とともに下から熱風が出てきて、オレガノの葉はチリチリとみるみる小さく乾燥し、わずか30分であっという間にドライハーブが完成してしまいました。これをビニール袋に入れて手で粗く揉み解して密閉容器に保存すれば、この冬は我が家のハーブたちが大活躍してくれるはず。 うん。これはすごい♪ (自家製ドライハーブのオレガノを入れて焼いたパンの写真はこちら。)

e0073947_461611.jpg そして次にチャレンジしたのは、しょうがのスライスです。
紅茶1杯にティースプーン1~2杯のすりおろしたしょうがを混ぜたものを飲むと、体が温まって新陳代謝を促す、と言うのですが、しょうがをすりおろすのが面倒だと考えた私は、薄く切って乾燥させちゃった、というわけ(笑)。これをティーパックのアールグレイに2、3枚入れるだけで、ほんのりとしたジンジャーの香りがプラスされてさらにおいしい紅茶へと変身するんですよ。


e0073947_4101564.jpg それからブルーベリーも以前より乾燥させてみたかったものの一つでした。と言うのも、こちらではドライのブルーベリーを見たことがないんです。今の季節、生のブルーベリーは店頭にたくさん並んでいるのですが、その他は冷凍で見かけるだけ。でもブルーベリーベーグルを作るときに冷凍物を使うと、心地よい酸味の利いたきれいな色のベーグルに焼き上がりはするのですが、ベリーの食感が全くなくなってしまうんですよ。そこでドライベーグルを使って一度、ベーグルを焼いてみたかった! 
しかしこれは果実が大きい分、乾燥するまでにかなり時間がかかりまして…、まだか、まだかと3時間以上の時間を費やしたうえ、キッチン内は熱風で暑くなるし、うるさいし…(汗)。でも乾いていく工程で、ベリーの甘い香りが濃厚になっていく様子はよく伝わってきて、旨みが凝縮するとは、こういうことを言うんだなぁ…と実感いたしました。

と言うわけでスイッチを入れると、要はドライヤーのように熱風が下から吹き続ける…というこの器械。説明書によると、バナナ、りんご、トマト、しいたけなどなど、色々な果物や野菜を乾燥させることができる優れものなんです。 中には乾燥の目安時間が11時間から12時間、なんていうのもありますが、とにかくアイデア次第でおもしろく使えそう。せめてこの器械が「余計なもの」にならないよう役立てなくっちゃ~♪ と思います(笑)。

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by milkieko2 | 2007-07-27 07:18 | 77.Obst-doerr-automa