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こんにちは~♪ ドイツのデュッセルドルフでパン教室を開いています。パン好き、粉好きのmilkiekoと申します。ドイツの暮らしや食材、日ごろ感じる小さな私の想いをご紹介しています。


by milkieko2

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今、私が一番関心のある場所は…?と聞かれたら、答えは北欧です。
もちろん私の目的はパン屋さん巡りなのですが(笑)、それは北へ行くほど良質なライ麦が採れる…と言われているから。ドイツのライ麦パンももちろんおいしくって大好きですが、いつかさらに北へ向かって、おいしいライ麦パンを求めて北欧を旅する…なんていうのもちょっと素敵でしょう?

でも実は少しだけ、ここにいながら北欧気分を味わうことができるんですよ。それは以前にも一度、IKEAのスウェーデンブロートをご紹介いたしましたが、ここの食材売り場にはまだまだたくさんの商品が並んでいて、プチ・スウェーデン体験が気軽に楽しめます。そこでパンにスポットを当てたオススメ商品を三品、ご紹介することにいたしましょう。


e0073947_06416.jpgまずは「コケモモ入りライ麦パンの粉(ドライイースト付き)」。

乾燥コケモモが入った粗挽きのライ麦粉に別添のドライイーストを加えて、ぬるま湯を注ぎ、捏ねます。後は通常のパン作りの工程を行うだけ。コケモモの量は決して多くありませんが、パンを一口かじると、忘れた頃にコケモモの甘酸っぱさがお口の中で広がる感じがオツなところ。トーストして食べると、もちもち感が倍増してさらにおいしく頂けました。

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次は「クロッケンブロートまたはクネッケブロート」と呼ばれる北欧の乾パンです。
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こちらは直径40cmの大きなクラッカー。ライ麦とイーストと水だけで焼き上げた素朴なお味は後をひくおいしさです。余計な添加物が一切、入っていないのもうれしいわぁ~♪ なので本来はチーズなどの具をのせて朝食パンとして食べるのですが、私は小腹がすいた時に、何もつけずによくかじってます(笑)。小さいお子さんには栄養価もあって安心して与えることのできるおやつになるのでは…? 

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そして中央に穴の空いた形が特徴の北欧のパンは、どうして穴が開いているのかというと、キッチンの壁に紐を通して、このパンを干してネズミ避けにした…という謂れがあるからなんです。

ただしこちらの円形はかなり大きいので、常備するならカットサイズの下の写真のものがお手頃です。

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e0073947_0111223.jpgそして最後にこれはすごい!と一人で感動してしまった「シェイクしてから焼くだけのプンパーニッケル風ライ麦パン

牛乳パックの形をした入れ物を振るとシャカシャカと粒同士がぶつかり合う音がします。このパックの上面を開けて、40度のお湯を注ぎ、手早くシェイク! あっという間に重くなるので、とにかく渾身の力でパックを振ることがポイント(笑)。それを油をぬったパウンド型に流し、表面を平らにして200度のオーブンの下段で約1時間ほど焼くと、ずっしり重たいライ麦パンができあがるんです。粗挽きの麦や胡麻がたっぷり入っていて、ライ麦パン特有の酸っぱさをあまり感じませんので、比較的食べやすいプンパーニッケル風に仕上がります。通常、プンパーニッケルの焼き時間は、最低3時間、長いと12時間も焼く、と言うのが普通ですが、これは即席で作れる唯一のプンパーニッケル、と呼べるかも知れません。そしてお召し上がり頂くときは、やはり薄く切ったほうが食べやすいようです。

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その他にもクッキーやチップス類、ペーストや冷凍の小海老など、まだまだおいしいものがたくさんあって、どれもお手軽なお値段で購入可能です。もちろん家具や雑貨も安くてかわいいものが多いIKEAですが、食品コーナーも見落とすなかれ…。一度、お試しくださいね。
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by milkieko2 | 2007-08-08 00:40 | 78.ドイツで気分はスウェーデン
忙しい朝に私がよく食べるパンが、これ。

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Pumpernickel(プンバーニッケル)のサンドイッチです。
いわゆるドイツの黒パンと呼ばれているものですが、通常のパンの形状とはかなり異なり、かたくてずっしりと重たいのが特徴です。しかもほのかに香る酸味と独特の匂いは、最初、抵抗を感じる方が多いかも知れませんが、実は噛めば噛むほどお口の中で甘さが広がる不思議なパンでもあるんです。

このパンは私の住むデュッセルドルフ市と同じノルドラインベストファーレン州の北部に伝わる伝統的な黒パンです。かなり粗挽きのままのライ麦粉を使って、サワー種という独特の発酵種と一緒に湯せんにかけながら長時間かけて蒸し焼きにするのですが、最低でも3時間、長いと20時間以上かけるというのですから、本当にじっくりと気長に焼くんですね~。さずがに挑戦してみたくても家庭用のオーブンでは作れそうにありません(笑)。

そしてたいていはすでに5~7㎜くらいに薄くスライスされた四角形のものがパックに包まれてパン屋さんやスーパーなどで売られていますが、私のお気に入りは、BIOのお店で売っている缶入りのプンパーニッケル・丸型です。こちらは粗挽きのライ麦粉と水、塩だけで作られているので、ライ麦の持つ自然な甘みを心ゆくまで堪能することができるんですよ。

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   お値段は2.79ユーロ(約430円)。1缶に15,6枚は入っています。

また長期保存が可能なこのパンは、缶を開封しなければ二年間、開封してからも涼しい場所へ保存しておけば二週間くらいは日持ちがするので、私にとっては欠かせない常備パンの一つなんです。

そしてパンが重たい分、食べた後には白パンでは感じることができないほどの満腹感があり、腹持ちがとっても良いんですよ~。それにライ麦は整腸作用を活発にするので、お便秘にも良いと言われています。そんな理由から日本でも健康やダイエット食品として、缶入りのものがずいぶん流通されているようでびっくりしました。

さてプンパーニッケルは単独で食べる、というよりは、食感のしっとり感を生かして、スライスチーズやスモークサーモンをのせたオーブンサンドにしたり、クリームチーズやペーストをぬってオードブルのカナッペ風にするのがおいしい食べ方。そこでぜひ一度、チーズなどをのせてよ~く噛んで召し上がってみてください。きっとお口の中に残るほんのりした甘さが、忘れられい味となって心に残るに違いありません。

他にもRoggenbrotやVollkornbrotという名前で同じような形をしたものがPumpernickelとともに売られていますが、他のものはもっとクセが強いのと、噛んでも不思議な甘さがちっとも感じられませんので、私のオススメは断然、Pumpernickelです! ドイツの思い出に一度ぜひ味わってみてくださいね。  
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by milkieko2 | 2007-03-26 20:09 | 68.朝ごはん②プンパーニッケル