こんにちは~♪ ドイツのデュッセルドルフでパン教室を開いています。パン好き、粉好きのmilkiekoと申します。ドイツの暮らしや食材、日ごろ感じる小さな私の想いをご紹介しています。


by milkieko2

<   2007年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧

77.Obst-doerr-automat

               この器械、何に使うものだと思いますか~?
e0073947_3282626.jpg

実は我が家のキッチングッズには「何、これ~!」と家族から非難される余計な物が数多く存在するのですが、これも立派なその中のひとつ(笑)。何でも電化製品にしちゃうドイツならではの発想でしょうか。なんと果物や野菜を乾燥させてドライにする器械なんです。

そもそもこのマシーンが欲しいと思ったきっかけは、お庭のハーブを乾燥させて保存したかったから…。ミント、タイム、セージ、オレガノ、ローズマリーなど、あまり手をかけていないにもかかわらず、毎年、春になると新芽を出してすくすくと育ってくれる我が家のハーブたち。たいていはフレッシュな葉を摘んで、そのまま朝の野菜ジュースに入れたり、お湯を注いでハーブティーにしたりするのですが、ハーブは花をつけ始めると、味と香りが落ちてしまうので、葉がすくすくと成長するこの時期は、花がつかない前に…と、なるべくコマめに摘んで消費するように心がけてはいるものの、どうしても追いつかなくなるんです。そこでなんとか大量に使う方法はないものか…といつも考えていたのでした。

そしてこの器械の登場です! まずはオレガノを大量に摘んで、さっと洗ったあとによく水気をふいて、葉が重ならないように並べてスイッチON! するとブオッ~というものすごい轟音とともに下から熱風が出てきて、オレガノの葉はチリチリとみるみる小さく乾燥し、わずか30分であっという間にドライハーブが完成してしまいました。これをビニール袋に入れて手で粗く揉み解して密閉容器に保存すれば、この冬は我が家のハーブたちが大活躍してくれるはず。 うん。これはすごい♪ (自家製ドライハーブのオレガノを入れて焼いたパンの写真はこちら。)

e0073947_461611.jpg そして次にチャレンジしたのは、しょうがのスライスです。
紅茶1杯にティースプーン1~2杯のすりおろしたしょうがを混ぜたものを飲むと、体が温まって新陳代謝を促す、と言うのですが、しょうがをすりおろすのが面倒だと考えた私は、薄く切って乾燥させちゃった、というわけ(笑)。これをティーパックのアールグレイに2、3枚入れるだけで、ほんのりとしたジンジャーの香りがプラスされてさらにおいしい紅茶へと変身するんですよ。


e0073947_4101564.jpg それからブルーベリーも以前より乾燥させてみたかったものの一つでした。と言うのも、こちらではドライのブルーベリーを見たことがないんです。今の季節、生のブルーベリーは店頭にたくさん並んでいるのですが、その他は冷凍で見かけるだけ。でもブルーベリーベーグルを作るときに冷凍物を使うと、心地よい酸味の利いたきれいな色のベーグルに焼き上がりはするのですが、ベリーの食感が全くなくなってしまうんですよ。そこでドライベーグルを使って一度、ベーグルを焼いてみたかった! 
しかしこれは果実が大きい分、乾燥するまでにかなり時間がかかりまして…、まだか、まだかと3時間以上の時間を費やしたうえ、キッチン内は熱風で暑くなるし、うるさいし…(汗)。でも乾いていく工程で、ベリーの甘い香りが濃厚になっていく様子はよく伝わってきて、旨みが凝縮するとは、こういうことを言うんだなぁ…と実感いたしました。

と言うわけでスイッチを入れると、要はドライヤーのように熱風が下から吹き続ける…というこの器械。説明書によると、バナナ、りんご、トマト、しいたけなどなど、色々な果物や野菜を乾燥させることができる優れものなんです。 中には乾燥の目安時間が11時間から12時間、なんていうのもありますが、とにかくアイデア次第でおもしろく使えそう。せめてこの器械が「余計なもの」にならないよう役立てなくっちゃ~♪ と思います(笑)。

e0073947_5463734.jpg

[PR]
by milkieko2 | 2007-07-27 07:18 | 77.Obst-doerr-automa

76.ブラックバード

先日、鳥の巣パンでご紹介した鳥の卵ですが、その後、五個の卵から無事、雛が孵り、二週間後には親たちと一緒に仲良く巣立ちの時を迎えました。

卵から雛が孵ると、お母さん鳥もお父さん鳥もそれはそれは大忙し。どこからともなくミミズなどのえさを咥えてやってきて、せっせと子供たちにえさを与えるのです。小鳥たちの成長の速さにも目を見張るものがありました。産毛がはえ、目が開き、立派な羽を備え、そしてえさをもらえる時の鳴き声は日ごとに大きくなっていったのです。

e0073947_412341.jpg

e0073947_4123923.jpg

e0073947_4125638.jpg

e0073947_4135518.jpg

e0073947_413229.jpg

e0073947_4144726.jpg

e0073947_4142474.jpg

        ↓巣立つ直前の小鳥はこんなに立派な姿になりました。

e0073947_415948.jpg


ところでこの鳥の名前は「ブラックバード」(日本名:クロウタドリ)。とても綺麗な声で鳴くのですが、ビートルズの歌にも登場しているんですよ。そんな雛たちの成長を見守る毎日は本当に楽しいひと時でした。

来年もまた帰ってきてくれるかな…? そんな願いを込めておうちはそのままにしておきますね。そして世話をすることができずに弱ったかに思えたプランターの西洋桔梗でしたが、鳥たちが巣立った後に、きれいな白い花を咲かせてくれたのです。

e0073947_558786.jpg


パンのお話からはちょっとそれてしまうのですが、あまりにも雛たちがかわいかったので、その記録を公開させて頂きました♪


                     祝・巣立ちの時に…

e0073947_415453.jpg

[PR]
by milkieko2 | 2007-07-05 04:35 | 76.ブラックバード