これはパンフレットですが、この表紙がポスターになってます。
カメラの画像が悪く、きれいなままお見せできず残念。
お昼過ぎのアルトシュタットは爽やかなお天気で、大勢の人々が訪れておりました。毎年、6月に日本紹介を兼ねて開催される日本デーに比べると、規模は三分の一とこじんまりしたものですが、それでもヨーロッパの人たちにはワイングラスがよく合いますね~。ブースはほとんどがチーズやワイン、フランス風ピザ・Flammkuchen、クレープなどの食べものやさん。珍しいところではニースのラベンダー商品や石鹸などが置いてありましたが、小物はほんのわずかな品数です。
お腹のすいていた主人は早速、特大の串焼きを並んで注文。炭火の上で串にささった肉を上手に回転させて、串の上面に火がつくのを吹き消しながら、店員さんは汗ダクダクの作業です。時々、ナイフで切り込みを入れて焼き加減を確認し、出来上がると天辺にパンを刺して完成~!これで5ユーロ。お肉は豚さんですが炭で焼いていることもあり、やわらかくておいしい…。でもこれってフランス料理? いつもフリマで食べている「豚肉バーガー」(勝手にそう呼んでいるのですが、ドイツのパン・ブロートヒェンに味付けした薄切り豚肉を炭で焼いたものが三枚入っているボリュームたっぷりのサンドイッチのこと)と変わらないんじゃない~!(笑)
それにパン屋さんは二件ありましたが、種類が豊富だったお店はよくよく見ると、ドイツのパン屋さんの名前。危うく騙されてクロワッサンを買うところだった(汗)。それでもチーズと一緒に売っていたパン屋さんの「オリーブパン」にはとっても心が動かされたので、一つ買いました。黒と緑のオリーブがたくさん入っていて、ビニール袋の中からなんとも言えないオリーブの香りが…う~ん、しあわせ♪ どうやらこちらはちゃんと発酵生地から手作りで作っているらしく、袋の中でパンが息をしている様子がよくわかりました。おうちに帰ってスライスしてみたら、気泡も適度に含んでおります。でもお味はフランスのパン? と言えば、フランス…?
こちらが見た目はフランス風パンでも提供はドイツのチェーン店のパン屋さん。
クレープのお店の車は、さすがフランス産のシトロエンを使用。かわいいです♪
ワインとチーズ
オリーブ屋さん
やっぱりお味見拝見のFlammkuchen。
私が食べたのは、ねぎがのっていたにんにく味。生地は春巻きの皮のようにうすいですね。
でもお味がしょっぱいのが、ちょっと…。
お教室で作るFlammkuchenはドイツパン生地ですが、自分で作ったほうがおいしいかな…と、えへっ、自画自賛(汗)。
そして市庁舎の中庭では三日間にわたり、色々なイベントが催されていたようです。ただしここへ入るのは入場料として3ユーロを払わなければならなかったので、今回は入り口からのぞいただけでした(笑)。だってこの後は、対岸沿いに出現した移動遊園地で恒例のドイツの夏を楽しみたかったのですもの~♪ そしてもちろん、渡し舟で向こう岸へ渡りましたよ。片道2ユーロですが、風が気持ちよかったぁ~。
なんだかフランス祭りを訪れたのに、すっかりドイツの気分を満喫した日曜日のデートでした(笑)。それでも「ドイツ語でフランスの買い物ができるのは良いね」と言う主人の一言には同感です! フランス語ができたら、きっともっとフランスの旅が楽しくなるだろうなぁ~♪ また行きたいです。あっ、もちろん今度は本場のフランスへ…。